大岡弘晃 個展/Hiroaki Ooka Solo exhibition
【光の名前】
期間 2025年3月29日（土）〜4月20日（日）
時間 11:00 – 20:00
会場 ZASSO草也 台中市西區五權西六街 72 號
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DIGINNER GALLERYは、美術家・大岡弘晃とともに、台湾・台中にあるギャラリー「ZASSO」にて企画展を開催する運びとなりました。
ZASSOのオーナーであるEliseが約8年前に当ギャラリーを訪れたことがきっかけで交流が始まり、翌年には私がZASSOを訪問しました。当時、1階のセレクトショップを中心に運営されており、2階のギャラリースペースは現在ほど活発には機能していませんでした。しかし近年では、ZASSO独自のセンスで台湾および日本のアーティストをキュレーションし、ギャラリーの個性が際立つ場へと成長。多くの美術愛好家から高い評価を得ています。
本展の会期中は春休みシーズンとも重なり、台湾は多くの旅行者で賑わうことでしょう。台湾旅行をご予定の方は、ぜひ台中のZASSO草也へ足をお運びください。
◆Statement
生まれてすぐ悩ましい自分の性。ふにゃふにゃの姿。
いつも男らしくしろと叱られる。本当ではない姿を矯正される。
生まれてすぐ思い惑う自分の生。生まれてこなければ思う毎日。
家族にも母にも生まれて来たことを祝福されていないと思っていた。
たくさんの出会いと気づきによって悩みを光に変えられたとき、
だれもみんな生まれたことを祝福しているとわかったとき、
僕は悩ましい過去の自分に、悩ましい仲間たちに、光の名前を呼ぶものとして
抱きしめるような光色のメッセージでこの世に生まれた祝福をおくりつづけることにした。
はやく間違いに気付けるように。
はやく祝福してくれる人がいることに気付けるように。
生まれておめでとう／でした。
Born into a body that felt like a contradiction from the very start. Soft, fragile, uncertain.
“Act like a man!” they scolded me, over and over. Forced into a shape that wasn’t truly mine.
Born into a life that felt like a question. Every day, wondering if I should have been born at all.
I thought even my family, even my mother, had never really celebrated my birth.
But through countless encounters, through realizations that turned my struggles into light,
I came to understand—everyone, every single one of us, is born into this world with a blessing.
So now, I call upon names of light for the self I used to struggle with,
for those still caught in that struggle.
With colors that embrace, with messages of light,
I will keep sending blessings to those born into this world.
So they may realize sooner,
so they may see there has always been someone who celebrates them.
Happy birth / to you.
◆Profile
大岡弘晃 (おおおか・ひろあき)
宮崎県生まれ
高校卒業後制作活動をスタート。2009年初個展。影を使ったインスタレーションを中心に活動をしていたが、影を使うことよりもモノに光を当てること、光そのものを作ることへ執着していることに気づきそれと同時に表現を絵画に変える。2015年より絵画の展示を開始する。自分が作った光（色の束）に金彩を重ねる方法で過去の苦しい自分を助けられる、メッセージを伝えられると信じ精力的に絵画を生み出している。
Hiroaki Ooka
Born in Miyazaki, Japan
Hiroaki Ooka began his artistic career after graduating from high school and held his first solo exhibition in 2009. Initially, he focused on shadow-based installations, but he gradually realized that his true obsession lay not in using shadows, but in illuminating objects and even creating light itself. This realization led him to shift his medium to painting.
Since 2015, Ooka has actively exhibited his paintings, developing a unique style. By layering gold embellishments over the “bundle of colors”—the light he creates through color—he believes he can convey messages and provide solace to his past self. With this conviction, he continues to passionately produce his artwork.
CV
2015年 香川県坂出市アートプロジェクト後援2人展「ERNTE」
2017年 宮城県仙台市 中本誠司現代美術館「鏡に光芒」
2018年 宮崎県立美術館「yes.」
2019年 岡山県玉野市 東山ビル「miirror, in the flat calm」
鹿児島県鹿児島市 mado ASH DESIGN & CRAFT FAIR「桜島とわたし」
青森県八戸市 saule branche shincho「金のきざはじからダンスする」
2020年 東京都目黒区 DIGINNER GALLERY「かかきき」
愛知県蒲郡市 uraya「yesに光を重ねたら」
東京都目黒区 DIGINNER GALLERY「いしきのニュータウン」
宮崎県都城市「（溶けて–固まり）ひとつになって」
鹿児島県鹿児島市 「わたしのゴースト、アグン山の身体」
2021年 奈良県奈良市 fangle「GOLD / RUST is the ARCHE-TYPE」
広島県尾道市 紙片「THE RESPAWNING FOR THE “AS-IT-WHISPERS BOOK”」
大阪府池田市 noji「明³」
東京都目黒区 DIGINNER GALLERY「それはいのち」
大阪府大阪市 アシタノシカク「yesのかさなり」
大阪府枚方市 SEWING TABLE SOLEI「溶けて、固丸り、ひとつになって」
大阪府大阪市 スパイラル大阪「ｅ５８５８９³」
愛知県蒲郡市 uraya「a soul witout a vessel」
神奈川県葉山町 gallery kasper「( )³」
2022年 宮崎県立美術館「yesに光を重ねたら」
東京都江東区 ten「みずかげは、あかちゃんいろの ほ」
大阪府池田市 noji「( 明+２ )³」
東京都渋谷区 HILLSIDE TERRASE / ANNEX-A「いのちのまえには あなたがいる」
2023年 東京 somewhere in tokyo the exhibition. /AA
東京 Pain,Pleasure,Ecstasy / diginner
青森 いのちのかさなり いろのおどり / 陸奥湊駅前みなと市場跡
大阪 明³ /noji +
オーストラリア シドニーアートフェア（SCAF）
大阪 LOVE(enchanted)³ ／ アシタノシカク
京都 月読、囁、雨過天晴 ／ギャラリー八角
東京 冬の光は虹の束 ／ 海蔵寺
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