大岡弘晃 個展
【Pain, Pleasure, Ecstasy】
会期 2023年4/ 29(土)~ 5/ 21(日)
前期 4/29(土) 〜5/7(日)
後期 5/13(土)〜5/21(日)
時間 11:00~19:00 / 最終日17:00迄(前期も含む)
休廊日 5/8, 9, 10, 11, 12
場所 DIGINNER GALLERY
〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-11-2 MAP
03-6421-1517
☆Opening Reception Party 4/29(土)18:00〜20:00
2年ぶり4度目となる大岡弘晃の個展を開催します。
昨年の春に地元である宮崎県立美術館で大規模個展を行い、その年の秋には東京の代官山ヒルサイドテラスでも個展を行うなど、目覚ましい活躍を見せる大岡弘晃。他にも大小異なる様々なイベントや企画もこなす多忙な毎日ではあるが、その都度知り得る新しい創作方法や、スキル、経験を経て、より本人が思い描く強度のあるアートビジョンへと近づいている。場所毎に異なった印象を与える大岡の作品は、 その場特有の空気感や時間の流れなどが調和することで生まれるのだが、近年訪れるイメージの枯渇にも相当に苦しんでいる。やがて襲ってくる痛み、いいものを産み出したい重圧、それを乗り越えた時に辿り着く恍惚の境地。そのトランス状態に陥ったとき見たことのないカラーフィールドが創出されると本人は言う。
気化する色の折り剥がしを肺に入れない為、箔との対面で手が震えるのを止める為、その間息を止める。
クラクラと脳のどこかが宙ぶらりんになる。
夢中で何度もくりかえす。
死にそうな自分の前にひろがる色のまぐわい。
絶頂の爪が刺さった現象のしじま。
くるしい、しにそう、きもちい。私の衝動が残した3つの形容詞。
-大岡 弘晃-
大岡が広げる色の世界には痛みや苦しみといったネガティブな感情も交じり合って揺らめいている。色の水面を反射する光が照らすのは、我々のネガティブな波動をもキャッチする。
無限に広がる大岡の色と光の世界をどうぞお楽しみください。
本展はGW期間後の休みを挟み、二部構成して会場に変化を加えます。詳細は各種SNSを通じて更新致します。4/29(土)初日は作家を招いてオープニング・パーティーも行います。皆さま是非お集まりください。
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◆Profile/プロフィール
大岡弘晃 (おおおか・ひろあき)
宮崎県生まれ
高校卒業後制作活動をスタート。2009年初個展。影を使ったインスタレーションを中心に活動をしていたが、影を使うことよりもモノに光を当てること、光そのものを作ることへ執着していることに気づきそれと同時に表現を絵画に変える。2015年より絵画の展示を開始する。自分が作った光(色の束)に金彩を重ねる方法で過去の苦しい自分を助けられる、メッセージを伝えられると信じ精力的に絵画を生み出している。
2015年
香川県坂出市アートプロジェクト後援2人展「ERNTE」
2017年
宮城県仙台市 中本誠司現代美術館「鏡に光芒」
2018年
宮崎県立美術館「yes.」
2019年
岡山県玉野市 東山ビル「miirror, in the flat calm」
鹿児島県鹿児島市 mado ASH DESIGN & CRAFT FAIR「桜島とわたし」
青森県八戸市 saule branche shincho「金のきざはじからダンスする」
2020年
東京都目黒区 DIGINNER GALLERY「かかきき」
愛知県蒲郡市 uraya「yesに光を重ねたら」
東京都目黒区 DIGINNER GALLERY「いしきのニュータウン」
宮崎県都城市「(溶けて–固まり)ひとつになって」
鹿児島県鹿児島市 「わたしのゴースト、アグン山の身体」
2021年
奈良県奈良市 fangle「GOLD / RUST is the ARCHE-TYPE」
広島県尾道市 紙片「THE RESPAWNING FOR THE “AS-IT-WHISPERS BOOK”」
大阪府池田市 noji「明³」
東京都目黒区 DIGINNER GALLERY「それはいのち」
大阪府大阪市 アシタノシカク「yesのかさなり」
大阪府枚方市 SEWING TABLE SOLEI「溶けて、固丸り、ひとつになって」
大阪府大阪市 スパイラル大阪「e58589³」
愛知県蒲郡市 uraya「a soul witout a vessel」
神奈川県葉山町 gallery kasper「( )³」
2022年
宮崎県立美術館「yesに光を重ねたら」
東京都江東区 ten「みずかげは、あかちゃんいろの ほ」
大阪府池田市 noji「( 明+2 )³」
東京都渋谷区 HILLSIDE TERRASE / ANNEX-A「いのちのまえには あなたがいる」
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