
日本美術の伝統である「涅槃図」や「十界図」、そして妖怪譚をベースに、現代の東京の空気感をまとったキャラクターたちを、独特のユーモアで描きます。
今回OGATAが選んだモチーフは「百鬼夜行図」です。
現代社会に生きる我々の姿を、滑稽で、愛らしい妖怪たちの姿に投影し、見えない世界を可視化します。眠る夜の街を行進する、RYO OGATAが描き出す現代の「百鬼夜行」をどうぞお楽しみ下さい。
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RYO OGATA/尾形凌 個展
【百鬼夜行】
期間 2025/8/2(土) – 8/17(日)
時間 11:00-19:00/最終日17:00迄
休廊 4日(月)、12日(火)
◆Statement/ステートメント
人間達が寝静まった夜道を行進する妖怪達の群れ「百鬼夜行」
古来より妖怪は私達の生活と表裏一体の関係であった。
その土地の風土や慣習、コミュニティによって変化し続けるその伝承は口伝、絵画、文献と様々な形として残されており現代社会と地続きのものである。
そして彼らは完全な超自然的な現象かと問われればそうでもなく、勿論人間そのものでも無い。いわば自然界と人間界の橋渡し的存在と言えるだろう。
都市の夜道を行進する妖怪達が百鬼夜行する様を描く。路肩のゴミを鴉と共に漁る者、人間に化けて出る者、様々である。
妖怪達が僕ら人間に対して何を伝えようとしているのか。
妖怪と対峙した時、僕らが妖怪だったことに初めて気がつくのかも知れない。




◆Profile/プロフィール
尾形凌
2001年4月生まれ
東京都港区在住
2018
清明亭のための屏風絵の制作発表 世田谷区深沢
[イベント参加]TOKYO2020 浜離宮恩賜庭園
2019
ZERO展 ZERO会賞受賞
2019
[個展] First Exhibition「おじさんin居酒屋」うなぎ・やきとり鳥駒 田町
[イベント参加] WELCOME to Tokyo PROJECT 「2019 TOKYO MITE」
[個展]「月下老人」於:芝正伝寺
2020
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 入学
2021
初の書籍「おじさん日記」を小学館集英社プロダクションより出版
[個展]「100 FACES 100人の似顔絵」 esu gallery 祐天寺
2022
[個展]「Fiction-The RYO OGATA BAND」 Marco gallery 大阪心斎橋
2023
[グループ展]「日本橋アナーキー文化センター Vol.5」 日本橋
[個展] 「涅槃・NIRVANA」 at diginner gallery 自由が丘
2024
東京藝術大学 美術学部 先端芸術表現科 卒業
[グループ展]「Saturday Night Once More」 (WALL_alternative 西麻布)
東京藝術大学 美術研究科 修士課程 入学
「藝大アーツイン丸の内 2024」 三菱地所賞受賞
[グループ展] 「MEET YOUR ART FESTIVAL 2024」( 天王洲運河一帯 )
藝大アートプラザ企画展「Beautiful Foolishness~遊びをせんとや生まれけむ」
[グループ展]「YANMAR DESIGN みらいのけしき展」 ( YANMAR TOKYO 八重洲 )
2025
[グループ展]「START Box EXHIBITION vol.3」( YAU CENTER 有楽町)
[グループ展]「てやんでい べらぼうめ展」( 27 gallery tokyo 日本橋)
>>Instagram @tunami2002
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