JOJI NAKAMURA solo exhibition
【それから】
期間 2024年7月6日(土)-21日(日) 28日(日)
時間 11:00-19:00 最終日17時迄 *初日は16:00開場
休廊 7/8(月)、16(火)、22日(月)
・Opening reception party 7/6(土) 18:00-20:00 *入場無料
・Live painting 7/20(土) 18:00-19:00 *入場無料
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中村穣二(*以下じょうじ君)と知り合ったのは、遡ること13年程前になるが、出会った当時はモノクロで紙に殴り描きした絵を数千円で売ったり、時にはキュレーターとしてアーティスト達を招集して美術館でアートショーを行い、ブックレーベル「K.M.L. BOOK」の運営も手掛けるなど、画家として自立する以前はとてもマルチにサブカルを掻き回していた印象だった。DIGINNERでも、たまに行うグループショーには大概参加してもらってきた杞憂な存在。当然ギャラリーの10周年展の時も参加してもらったのだが、これまで白黒の作品しか見てこなかった私は、持ってきてくれた作品に驚いた。それはピカソ的フォーヴィズムとでも言おうか、見たことのない歪な筆跡?からなる、色彩豊かな作品であった。聞くと色を使うようになってからは指で描いているという。パリ、オランダ、ニューヨーク、台湾など 近年グローバルに作品を発表しているじょうじ君は、世界中から注目されるアーティストへと成長中。ここ数年だと、MikikoFabiani(フランス)やKaplanprojects(スペイン)といったヨーロッパのギャラリーが、現在のじょうじ君の作品をコレクションするなど、もう完全に画家として独立しているではないか。
昨年、兜町AAのイベントに行った時、参加者であったじょうじ君にたまたま会って、他愛のない会話から「そういえばまだウチで個展やってないよね。」「来年の予定は?」「個展はまだ決まってないよ。」「えっ?じゃあそろそろウチでやってもらえます?」「いいよ!」という流れで開催する運びとなった訳だが、相変わらずの緩さ、穏やかで謙虚なとこなど、なにも変わってなかったことも好印象過ぎて今回に至る。
今年も様々な企画展に恵まれているが、ようやく実現する今展には大きな期待を寄せている。
昂る熱い気持ちを抑えて、最大級のゆる〜い展示会になったらいいなぁとも思う。
初日は作家を囲ってオープニング・パーティーを行います。皆さま是非遊びにいらしてください。
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◆プロフィール/Profile
画家。1974年神奈川県横浜市出身。
アーティスト加賀美健とのコラボレーションやブックレーベル「K.M.L.BOOK」運営、作家集団「SSS」のメンバーとしてのパフォーマンス、ZINE制作etc.多岐にわたって活動。作品集に『JojiNakamura:BLACKDISCOVERY』(Partizan25)がある。
CV
2023 “Anothermoonlight”(OILlby美術手帖/Tokyo)
2023 二人展 “JojiNakamura&SydneyAlbertini”(TheFridge/NY, U.S.A)
2023 “Ohsmile”(SpainMallorcaKaplanprojects/Spain)
2022 “YOUR MOOD” CLEAR GALLERY TOKYO, Tokyo, Japan
2021 “No Reason, It’s Romance ” Galerie Mikiko Fabiani, Paris, France
2021 “Hey there” cale, Tokyo, Japan
2021 “POPCORN” Peter Augustus gallery, Dallas, USA
2021 “DAY DREAMER” other, Fukuoka, Japan
2021 “月刊中村穣ニ Monthly Joji Nakamura” Fuyu Gallery / nadoya ebisu, Tokyo, Japan
2020 “draMatic” CLEAR GALLERY TOKYO, Tokyo, Japan
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