HIBI_web1

DIGINNER GALLERYでは今夏ピクトリコショップ&ギャラリー表参道で行われた 加藤孝 写真展「日々」の巡回展を開催いたします。作家、映画監督、音楽家など世界的クリエイターのポートレート撮影、劇場・歌舞伎まで幅広く撮影を手がける加藤孝氏。まもなく移転される築地市場の魅力をとらえた写真を展示いたします。

混沌と秩序。カオスとコスモス。同じ場所に同居し相反するモノたち。発せられるエネルギーがこちらへ流れ込んでくる。シャッターを押しながら、わからなくなる。風景を撮っているのか、自分自身を見つめているのか。自問自答しているうちに築地にのめり込んだ。」

会場では築地の「日々」を記録した写真集も販売します。その他イベントの情報はギャラリーFacebookで更新しますので、合わせてご確認ください。

 

加藤孝 写真展「日々」

日時:2017年11月11日(土)〜11月26日(日)/月曜定休

12:00〜20:00/最終日17:00迄

会場:DIGINNER GALLERY WORKSHOP

〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-11-2 MAP

☎︎ 03-6421-1517  MAIL contact@diginner.com

-Opening Reception Party-

2017年11月12日(日)14:00〜19:00

ケータリング:マルショウアリク

協賛:SINGHA BEER, Emmon good goods

 

◼︎ステートメント

築地と日々。そこには、いのちが渦巻いている。

休むことなく行き交う人々。おびただしく並ぶ鮮魚と青果。

息づかいと、笑い声と、怒声。湿り気をおびた空気ににじむ電球。

時を経た路地と壁、水浸しの石畳。存在し続ける機能美と連続性。

活気を宿した視線の往来。人間臭さと、圧倒的な存在。

.

これほどに日々を生き抜くエネルギーを内包した「場」が

再び生まれることはあるだろうか。

.

逞しい命の閃光が魅せるコントラストは深く、そして、あざやかだ。

僕は、この日々を切り取っておこうと思うのである。

.

◼︎プロフィール

加藤孝

1955年湘南に生まれる。鎌倉高校から日大芸術学部写真学科に進み、

写真とバンド(ドラムス担当)の日々を送る。

卒業後、出版社の写真部に就職するが、三十を前にフリーとなり、

「東京人」「マリー・クレール」などの雑誌を中心にポートレート、ファッションを主に撮る。

ポートレートでは、作家、映画監督、音楽家など世界的クリエイターを撮る機会が多く、’92年クリエイターたちの肖像で写真展(リクルート・ギャラリー「ガーディアン・ガーデン」)開催。

その後、芝居好きということもあり、小劇場から新橋演舞場まで幅広く演劇のポスター撮影の仕事が増える。

現在は歌舞伎のポスターを手掛けることも多い。

2007年・2009年 読売演劇広告賞優秀賞 受賞

2017年 読売演劇広告賞最優秀賞 受賞

HIBI_web2 HIBI_web4 HIBI_web5

日々 “HIBI” TSUKIJI MARKET

PHOTOGRAPH: TAKASHI KATO

——

発行:玄光社

初版:2017年7月26日

判型:B4変型/104ページ

仕様:上製本(外カバー付き)

定価:本体5,000円+税

ISBN978-4-7683-0863-9

——

企画:廣岡好和

写真:加藤孝

装丁:髙谷廉、岩松亮太

HIBI_web6 HIBI_web8