加藤孝 写真展
【sakura 2019】
期間:2018年7月23日(火)– 7月28日(日)
営業時間:12:00-20:00/最終日17:00迄
会場:DIGINNER GALLERY MAP
☎︎ 03-6421-1517 MAIL contact@diginner.com
– Closing Party –
2018/7/28(日)18:00 – 20:00
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■桜についての一考
桜には死がよく似合う
桜を見ると血が騒ぐ。
桜を見ると死を想う。
桜は死のメタファーなのかもしれない。
日本人の死生観は、桜によって培われてきた。
武士道とは死ぬことと見つけたり、と葉隠は書いた。
日本では、潔く死ぬことが美しい。
連綿と伝わってきた、死に対する美意識。
桜のように咲き誇り、花吹雪のように散る。
敷島の大和心を人問わば 朝日に匂う 山櫻花
かつて若者たちを戦いに駆り立てた本居宣長の和歌も
思想信条の立場を越えて日本人の美意識を刺激する。
武士道から特攻まで、桜の花のごとき散華の美学に彩られてきた。
美しく、潔く、人は死ぬことを望む。
桜の樹の下には屍体が埋まっており、
桜の森の満開の下で人は狂う。
だから、墓地には桜の古木がよく似合う。
死者の寂寥を癒すために植えられた墓地の桜は、
まるで死者たちの魂を吸って咲き誇っているかのようだ。
だから、桜は「死」のメタファーなのかもしれない。
十河 進
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写真作品鑑賞の他に、昨年好評を得たモノクロ・ポートレートのスタジオ撮影をおこないます。会場二階を写真スタジオとし、加藤氏が確立したスタイル(撮影方法)によって参加者様はまるで彼の巨匠や偉人のように映し出されます。この機会に一度ご自身の肖像写真を残されてみては如何でしょうか。
◼︎ポートレート(肖像写真)の撮影会は下記日程で行います。
日程:7/24(水)・25(木)26(金)・27(土)・28(日)
時間:12:00~17:00 の間30分おき(*お申込みの際にご希望のお時間を記載ください。例えば12:00~12:30、16:30~17:00など)
料金:お一人様 ¥20,000(プリント、データ、額装込み)
お申込み先:contact@diginner.com
▽件名|ポートレート撮影会
▽本文|参加希望日時/氏名/人数/電話番号
*団体様での撮影は行いません。ご家族等で参加の場合もお一人様一枚づつになりますことをご了承下さい。
<仕上がりイメージ>
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