笑達 絵画展
‘土の祝祭’
期間 2023/11/3(金・祝) – 11/19(日)
時間 11:00~19:00/最終日17:00迄
休廊 毎週月曜
在廊 3, 4, 5, 19日
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20年間似顔絵描きとして活動してきた笑達は、京都から生まれ故郷の和歌山へと居を移し、その土地に移り住んで以来、彼の作品は人物の肖像から場所の喚起へと根本的に変化しました。
笑達は、土や藍、墨、炭などの素材を活用して作品を制作します。古代の形、道具、伝統芸術への敬意が影響し、尚も自然環境に身を置くことで日々得るインスピレーションから、プリミティブなエッセンスを放ちます。
主に作品は、和紙、古布、木材などの表面に描きます。光の輪に向かって鳴く鳥や、胴体の中ではじけ飛び交う月、星の光が輝く中で抱き合う人物、太陽に手を合わせて祝福する姿など、想像力豊かな自然の情景が描かれます。笑達は、自然からのエネルギーを作品に注ぎ込み、日常生活のざわめきや風の音、動物の鳴き声、光や闇などを組み合わせた独自の描法で表現しています。
制作は具体的な結果を意識せずに始まり、時間が経つにつれて自然な形が現れ、夢や日々の土地との交流を通じてビジョンが結びつけられます。このプロセスによって、彼の自然への感情と関係が抽象的に表現され、そのエネルギーと感情が作品を通じて広がるのです。
本展では、30点に及ぶ新作を発表予定。タイトルの「土の祝祭」をイメージできる空間演出を目指します。また11/5(日)に実施するライブペインティングには、笑達の妻でアーティストの川井有紗が声と音でサポートします。土の祝祭を彩る特別なライブになることでしょう。事前予約制定員15名になります。参加希望の方は詳細を確認の上、お申込みお願いします。
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LIVE PERFORMANCE
ライブ・ペインティング by 笑達
音・声 by 川井有紗
日時 11月5日(日) 18:00開演
定員 満席
料金 ¥3000(税込)
件名|笑達ライブペインティング・お名前・参加人数・連絡先
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写真 : san galerie @san__galerie
土の祝祭
誕生の よろこびの うたを
り り り り り り り
ひかりひかりやみやみひかり
つちつちあめとつちあめつち
うみよほしつきやまよひきき
よひやみかかやきひかりきた
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Profile
笑達
絵描き
1982年、和歌山県生まれ。
19歳から京都の路上で似顔絵を描き始め、18年間ひたすらに人とその縁に向き合う。
2020年、地元和歌山に移住。
土地に息づく風土や霊性に導かれ、絵画を描き始める。
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