DIGINNER GALLERYでは、国内外で活躍中の双子アートユニット「HAMADARAKA」の個展を開催致します。

幼少期は自宅の庭や、山の中、川や海で食物や生きものたちに触れ、物心ついた時には既に一緒に絵を描いていたお二人。生まれながら全く異なる色や形にデザインされた動植物は、幼い頃の二人の目にどのように映ったのでしょうか。彼女たちが追い求める非現実世界「楽園」に存在する生きものたちは、展覧会(チャプター)毎にその世界観が移り変わります。

今回は光と音の世界に存在する生きものたちが、彼方から突如として我々の目の前に現れました。逆立った毛並みからはチリチリと放電して、異様で妖艶な姿に心を惑わされ、気が付けば共に踊っていることでしょう。

大小様々なアクリル画を主に、初挑戦となる油彩画もギャラリー に並びます。また、同展では展示会限定の、オリジナル・ロングスリーブTシャツも販売致します。初日は18時からオープニング・レセプションパーティーを行います。お二人を囲んで皆様と乾杯できることを楽しみにしています。ぜひお越しください。

HAMADARAKA 個展

【FARAWAY】

期間 2024年9月21日(土)~10月6日(日)

時間 11:00 – 19:00/ 最終日17:00迄

休廊 9/24(火), 30(月)

問合せ contact@diginner.com

*初日開場時間17:00〜

Opening reception party 2024/9/21(Sat) 18:00~20:00

「FARAWAY」

遥か彼方の雷火(らいか)

いつかマグマだったかもしれない

生まれたばかりの放電が

幽か(かすか)に笑う毛並みたちと踊る


FARAWAY FARAWAY 

もうすこし

今夜は海が逆さまにならない様に

小さな大きな稲妻で 

綱渡りをしよう

空が泣いてる8月の夜

わたしは雷轟(らいごう)に恋をした


それは雷が光る様に、私たちの前に現れた。

遥か遠くの空で、たくさんのエレメントと氷がぶつかり合い、光を放つ毛並みを逆立てて。


ある時から、どこへ行くにも雷鳴が私たちの近くに居る様な感覚が続いて、その感覚は私たちの皮膚に電気を走らせ、身近な生きものたちの毛並みさえも、ザワザワと光り逆立つ様を連想させた。

HAMADARAKAと遥か遠くの空の間に起きた放電現象。

そこから生まれた生きものたち。


毛並みを描いていくうちに、2人の中に「FARAWAY」という言葉が廻り始め、遠くから現れて、また毛並の先から遥か彼方へ飛んでいく様だった。


息を潜めて絵見てた、愛おしいNAPOLEONへ。

2024.9 HAMADARAKA


PROFILE

HAMADARAKA(EruArizono/EmuArizono)

有園絵瑠と有園絵夢による双子のアーティストユニット。「あり得ない生き物や時間が混合する事によって生み出される楽園」「この世とユートピアの間に存在する世界」をテーマに、様々なマテリアルを使い表現する。国内での個展の他、フランス、オランダ、NY、北京、台北、ドイツ、ベルギー、ブラジル/ブラジリア国立美術館等でのアートプロジェクトに参加。

DIESEL ART GALLERYにて個展「EDENDORDORADO」、北京Qingyun International ArtCenterでのResidency Program、Rotterdam 「DoDo Café」, Berlin「Café Pförtner」にての壁画プロデュース、

 モロッコ/ラバトJIDAR STREET ART FESTIVALでの壁画制作など、国内外で精力的に作品を発表している。

”Hedwig and the Angry Inch” John Cameron Mitchell来日公演コスチューム、 文化庁のプロジェクト、「MICUSRAT」にてSUMMER SONIC幕張メッセ会場入り口階段のアートワーク、

国内外のアルバムジャケット、アパレル等へアートワークを提供している。

https://instagram.com/eruhamadaraka

https://instagram.com/emuhamadaraka

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