Sadam Yoshizawa 個展

【Layer Glitch】

期間   2024/3/ 2 (土) → 3/17 (日) 

時間      11:00 – 19:00 / Last day 17:00 

休廊      毎週月曜

Opening reception party 2024/3/2(土)18:00~20:00

刻々と変化する街並み、路上、騒音、人、時代から強い制作意欲を受け

他人には伝えることのできない自分のツボ的景観を頭に残しつつ、

様々な素材を用いて独自の絵画制作を試みます。

Sadamは東北芸術工科大学でグラフィックデザインを学び、卒業後はイラストレーターとして12年間活動するも、クライアントワークから離れ、以降は自分にしか創れない作品を目指し、その道へ邁進する。

幼少期から絵を描くことが大好きで、あらゆる雑誌、ポスター、アニメ、漫画etcを模写をすることで、様々な素材とテクニックに向き合ってきた。兄もよく絵を描いていたことからの影響も強い。

Sadamの代表作といえば笑った口だけが浮かぶ女性のポートレートであるが、これは少年時代に観た映画CARRIE(キャリー)の笑顔が脳裏に焼き付き、以来街で見る女性の笑顔、化粧品の広告など、象徴的な笑顔がキャリーとトレースされ作品として昇華されるようになる。

アーティストとして活動する際に、製作場を地元仙台から東京へ移し、当時 Haroshi が募集かけたシェアアトリエを拠点に活動をはじめる。鳴かず飛ばずの四年間を経て、徐々にコレクターが増え、現在に至る。

Sadamの作品は主にペインティングであるが、独自の経験とテクニックを備えたことで、異素材を組み合わせ、オリジナルの描法を確立した。着目すべきは樹脂の使用法だが、再利用する固まった樹脂をランダムな形、サイズに割いて、支持体の上でコラージュすると、下絵が幾重にも透過し、テクスチャー越しに浮かぶ画面が二次元から立体的な作品へ変貌する。

本展では代表作のポートレート・シリーズ以外にも、150㎝に及ぶ抽象画の大作や、過去作品、細密に仕上げた模写のシリーズなども発表する。総じてレトロスペクティブな要素を含む展示となるが、Sadamとはどのようなアーティストなのか?を知れる絶好の機会となるだろう。

乞うご期待!

Profile/プロフィール

Sadam Yoshizawa|吉澤 究

1979年 宮城県仙台市出身

CV

2023.09

“iii” Group exhibition @ JOINT harajuku in Tokyo.

2022.08

“12AP” Group exhibition @ ARRA GALLERY in Bangkok.

2020.11

Solo EXHIBITION 2020 @ Noie sendai Miyamachi in Sendai.

2019.05

group exhibition 思いは細部に宿る @ OOMACHI GALLERY in Fukushima.

2018.04

group exhibition 思いは細部に宿る @ OOMACHI GALLERY in Fukushima.

2018.02

2人展THE JOINT EXHIBITION OF ESOW × SADAM YOSHIZAWA @ GOJA in Bangkok.

2017.07

Solo exhibition我画展 @ HHH gallery

Phone: 03 6421-1517 Email: contact@diginner.com
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